ハワイに住もう!ハワイに移住する方法や手続き、注意点
誰もが憧れる南国の楽園として知られ、芸能人も年末年始になると出かけるのが「ハワイ」ですよね。
美味しい料理や有名観光地、エメラルドグリーンの海、幻想的な夕日など数えればキリがないほど、ハワイは素晴らしい場所です。
そんなハワイなので、いつか移住してみたいと考える人は少なくありません。
ですが移住と考えると、分からない部分や心配な点が多いのも事実ですよね。
ここでは、ハワイに移住する方法や注意点などについて紹介していきます。
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1.ハワイに移住するのに必要なものとは?
ハワイに移住するとなると、まず最初に必要となるのが「グリーンカード(永住権)」です。
グリーンカードがあれば、制限を受けることなくハワイ生活を満喫できるので、あれば魅力的なもの。
しかしグリーンカードを申請し取得するのは至難の業で、そう簡単に手に入れられるものではありません。
そこでより簡単に入手できる、「DVプログラム」が注目されています。
DVプログラムとは、グリーンカードの宝くじのようなものをイメージしてください。
アメリカでは一定の国からの移民が多くなり、社会問題にも発展しています。
この偏りを是正するために、移民が少ないと認められた国の国民から希望者を募り、アメリカの永住権を獲得できるようになりました。
コンピュータによる厳正な抽選を行い、毎年およそ5万件も発券されます。
グリーンカードの応募資格を持つ者は、以下の条件に当てはまる必要があります。
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- 本人または配偶者が対象国の出生であること。未成年であれば両親のいずれかが対象国であること。
- 高校卒業、あるいはそれ以上の学歴があること。もしなければ最低2年以上技能職に従事した経験があること。
- アメリカおよび日本で逮捕歴がないこと。また移民法のトラブルがないこと。
- 心身障害、伝染病、テロリスト活動者、麻薬常習者、ナチス戦犯、生活保護者の可能性がある、独裁政党党員のいずれにも該当しないこと。
普通に日本で生活をしていれば、特に問題なく応募できることが分かりますね。
応募したい場合は、以下のサイトにアクセスし、必要事項を記入してください。
2.ハワイの移住に必要な費用はどれぐらい?
ハワイに移住する時に考えたいのが、移住するのに必要な費用ですよね。
海外へ移住するので日本国内で引っ越しをするのとは、引っ越し費用などが大きく変わってきます。
では、具体的にどれぐらいの費用が移住するまでに必要なのでしょうか?
まず必要になるのは、飛行機代とアパートやマンションの賃貸、洗濯機やテレビなどの身の回りの3点です。
ハワイまでの飛行機代は、安くて10万円といったところでしょうか。
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ハワイは物価が東京よりも高いので、東京の間取りと家賃に少し上乗せするぐらいを意識してください。
お世辞にも綺麗とはいえない外観の1Rや1Kの間取りで、およそ12万円ほどするのがハワイの相場です。
タワーマンションでオーシャンビューを希望するなら、40万円ほどの家賃となることは覚悟してください。
洗濯機や冷蔵庫なども日本より1.5倍ほど高いので、日本で家電一式が50万円で揃ったなら、ハワイでは75万円ほどすると考えると良いでしょう。
3.ハワイで移住する場合の生活費は月々どれぐらい?
ハワイへ移住するとなれば、生活費がどれほどかかるのか、気になる部分ですよね。
東京よりも物価が高いハワイですから、家賃で10万円ほどが吹き飛びます。
ただしハワイの家賃には、水道代や光熱費が含まれているので、そこを考えるとお手頃と思えるかもしれません。
さて、ハワイへ移住した後の生活費ですが、東京で生活するよりも1.8倍ほどかかると考えてください。
1人暮らしであれば、家賃などを含めた生活費がおよそ25万円ほど必要です。
3人家族となれば、50万円ほどの生活費が毎月必要になってくるでしょう。
引っ越し費用などを含めると、2000万円ほどは事前に貯金をしておきたいところですね。
4.ハワイへ移住するなら現地の常識を理解する
ハワイはアメリカなので、日本とは文化や常識が異なります。
移住するとなれば、あちらの文化に合わせなければいけないので、NG行動などを事前に知っておくことが望ましいでしょう。
まず、洗濯物を外に干すことは、景観を損なうとの理由からNGです。
次に12歳未満の子供を家に1人にすると、親が罰則を受けるので、小さな子供がいる場合は気を付けてください。
日本は国民皆保険制度なので、何かしらの保険制度に加入しているので医療費は安いです。
ですがハワイでは全額自己負担となるので、病気で病院に行き治療を受けると、ビックリするぐらいの高額請求を受けます。
たとえば、家で突然容態が急変し、救急車を手配してもらい病院で検査をしてもらうとします。
救急車の費用、レントゲン撮影、その他の診察でおよそ30万円ほど請求されます。
忘れちゃいけないのが、公共の場での飲酒が犯罪になるという点です。
日本では特に罰則はありませんので、日本のノリで飲んでしまうと、犯罪になってしまいます。
まとめ
ここでは、ハワイに移住する方法や注意点などについて紹介していきました。
ハワイに移住するとなると、分からないことや不安に感じる点などは多いですよね。
まず必要になるのは、グリーンカードで次に移住の際に発生する費用、最後に生活費です。
こう見ると、お金の問題が一番大きいことが分かります。
ハワイはアメリカなので、文化が日本と違う点も理解し生活するようにしましょう。