ハワイで起こった犯罪がヤバイ!ハワイの治安面で注意したい点
ハワイに行くと夢のような景色が広がっているので、現実世界から抜け出して素晴らしい日々を過ごせると感じます。
すると今までよりも行動が大胆になってしまい、冷静な判断ができなくなり犯罪に巻き込まれる恐れは否定できません。
楽しい旅行が台無しにならないためにも、どういった点に注意をしたら良いのかを知っておくことは大切でしょう。
ここでは、ハワイの治安は良いのかを理解しつつ、旅行中に注意する点について紹介していきます。
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1.ハワイの治安は安全で犯罪に巻き込まれない?
日本からも手軽に訪れることができるハワイは、海外旅行先として非常に有名です。
テレビや雑誌などでも頻繁に取材されているので、ハワイに行ったことがない人であっても、どういった場所なのかや雰囲気等は知っていることでしょう。
南の楽園ハワイと犯罪は、どうしても結びつかないので「ハワイは治安がとても良く、まるで日本にいるみたい」といった考えが、広まってしまうのです。
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穏やかな気候の中で過ごしますし、ハワイの独特な環境がより気を緩ませてしまいがちで、防犯面に緩くなる傾向があります。
では実際にハワイの治安は素晴らしいといえるのでしょうか?
人工10万人あたりの平均犯罪件数を見ると、アメリカ全土がおよそ3000件なのに対して、ホノルルは4000を超えています。
つまり全米平均よりも犯罪件数が多いんですね。
犯罪の中身を見ると、殺人や傷害といった生命の危険となるような犯罪は、全米平均に比べると少ない傾向にあります。
一方でとびぬけて高いのが、窃盗です。
お金やモノが盗まれるという被害は、ホノルルは圧倒的に多いのですが、これは観光地として有名だからでしょう。
楽園のイメージがあるハワイも、犯罪件数はとても多く油断できないことが分かりますね。
2.ハワイは地域によって治安が異なる?
ハワイの治安は思っていた以上に悪く、危険な場合が多いことが分かりました。
しかしながらハワイの全ての地域の治安が悪いのではなく、特に注意をするべきエリアがあるのは事実です。
以下の画像をご覧ください。
URL:http://www.neighborhoodscout.com/hi/honolulu/crime/
この画像は、どのエリアで犯罪が多発しているのかを視覚的に分かりやすく表現されています。
色が塗られていますが、濃い青は犯罪が少なく、色が薄くなるにつれて犯罪件数が多くなることを表しています。
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では実際に犯罪が多い地域、つまり治安が悪い地域はどこになるのでしょうか?
このエリアを見ると、「ダウンタウン」「ワイキキ」さらにその手前のエリアも治安が悪い区域に指定されています。
日本人なら誰もが訪れる場所の治安が、実は悪いというのはかなり意外ではないでしょうか?
3.ハワイの治安面で特に気を付けるべき場所とは?
日本人なら誰もが訪れるであろう、ワイキキやダウンタウン周辺の治安が悪いことが前章で分かりました。
では具体的に治安面で気を付ける場所は、どこになるのでしょうか?
@ 夜のワイキキ周辺は犯罪が多発する
日中は観光客でごった返し、美しいビーチが広がるエリアなのでそこまで治安の悪さを感じることはありません。
しかし夜になると雰囲気は一変し、周囲はそこまで街灯が多くはなく、人通りも寂しいものへと変わります。
観光客の姿はまず見られず、地元民ですら夜のワイキキ周辺を歩くことはありません。
というのも、このエリアは夜になると犯罪が多発するためです。
観光客はお金を持っていると思われているので、気軽に声をかけられ、そのまま金品を奪われる事案が多発しています。
ワイキキの雰囲気を満喫するのは日中までにしておき、夜は絶対に行かないようにしましょう。
A カイムキエリアは夜に立ち寄るところではない
ワイキキから少し外れた、カラカウア通りとクヒオ通りの折り返し地点付近を、「カイムキエリア」と呼んでいます。
ここにはホノルル動物園があってフカフカの手入れされた芝生が広がる、とても気持ち良い場所です。
観光客も多くがのんびりしているのを、毎日のように見かけるエリア。
ですがそれは日中だけの話で、日が暮れようとする頃には少しずつ人が少なくなっていきます。
そして夜になると、このエリアを歩いているのは地元民だけ。
夜は薄暗く、どこで犯罪の手が忍び寄ってくるかは分かりません。
女性はもちろん、男性も独り歩きは絶対にしてはいけない場所です。
B 昼と夜でチャイナタウンの治安は一変する
チャイナタウンがある、ダウンタウンエリアは昼間はビジネス街として機能していますから、美味しくて安い中華料理を頂けます。
そしてハワイの文化を根強く反映したお土産や、このチャイナタウンでしか購入できないモノまで、幅広く揃っているので観光場所の目玉です。
お店もズラリと並んでいるので、時間をかけて買い物したくなりますが、夕暮れになるまでには切り上げたほうが良いでしょう。
というのも昼と夜で、チャイナタウンが含まれるダウンタウンの治安は一変するからです。
昼間はあまり見かけることのないホームレスが、夜になるとダウンタウンに集結してきます。
何をされるか分からないので、ツアーガイドからも一番注意される場所。
夜に行くのは犯罪に巻き込まれることを希望しているようなものと、地元民も思うほどですから絶対に夜に訪れないでください。
またチャイナタウンでは日本と同じ感覚でお店や料理の写真を撮影すると、怒られる場合が多いので控えるようにしましょう。
4.夜でもハワイを楽しみたい!夜でも治安が良いエリアはどこ?
ハワイを夜でも楽しみたいと考える人は、決して少ないワケではありません。
そう何度もハワイに行けない人からしてみれば、せっかくハワイにいる間は、そこでしか楽しめないことを全て実行したいと思います。
しかしここまで見てきた通り、ハワイは犯罪の発生数が多いため、夜は特に出歩くことは危険です。
とは言っても、全てのエリアが危険ではなく、夜でも治安が良いとされるエリアがあります。
それは「カラカウア大通り」です。
夜遅くまでお店が開いていますし、観光客も多く賑わっています。
夜でも明るく人が多いため、ポリスが巡回しているのと何かと安心できますよ。
5.ハワイの治安で日本人が特に気を付けたい点とは?
ワイキキやダウンタウンなどのエリアで、治安があまりよろしくないことが分かりました。
実はこのエリアのみならず、ハワイのどんな場所であっても治安面で気を付けたい部分があります。
それは「飲酒運転」です。
ハワイではフタの開いたお酒が車の中にあっただけで、飲酒運転として罰せられるほど厳しい場所。
それでも飲酒運転による事故は多発しているので、怪しい運転をしている車を見かけたら離れるようにしてください。
また観光客がわき見運転をして、あるいは慣れない地域でのハンドル操作の誤りによる人身事故は後を絶ちません。
信号があるところで渡るようにして、事故に遭わないように注意しましょう。
さらに気を付けたいのが、「ドラッグの売買」です。
ハワイでもドラッグは深刻な社会問題に発展しており、観光客をターゲットとしている事案は少なくありません。
特に日本人はターゲットにされやすく、お金を持っているとの認識からすぐに近づいてきて、何やら売買を持ち掛けてくるでしょう。
これらの話には耳を貸さず、すぐにその人たちから離れるようにしてください。
また、「詐欺」も日本人観光客が引っかかりやすいです。
日本人の有名スポーツ選手の名前を出してきたり、「カワイイね!」とカタコトの日本語で話しかけてくる地元民には、あまり相手はせずすぐに立ち去りましょう。
そのまま話を聞いていると、詐欺の被害に遭う可能性がゼロではありません。
まとめ
ここでは、ハワイの治安は良いのかを理解しつつ、旅行中に注意する点について紹介していきました。
ハワイは観光地としてあまりにも有名ですし、南の楽園というイメージがあるので犯罪は起こらないと想像する人は少なくありません。
ですがハワイは全米に比べても犯罪発生件数は多く、特に観光客が狙われる事件が多発しています。
とはいっても、危険な場所や安全な場所はある程度分かっていますから、自分の身を守るためにも危険な場所へは行かないように注意しましょう。